どもども!くまたんです🐻
みなさんは普段、本を読んだりしますか?
文化庁が実施した「国語に関する世論調査」によると
2013年度には16歳以上の国民の約半数近くが月に本を一冊も読んでおらず、五冊以上読む割合はわずか全体の10%にしかすぎなかったそうです。
そんな中、私は多い時で80冊、少なくとも50冊以上の本を月に読んでいます。
この冊数がどれ程多いかは、先述した国民平均と比較しても明瞭なはずです。
決して、「これだけの本を読んでいますよ」と自慢したいわけではなく、
読書をすることで得られる知識と技量の素晴らしさをみなさんにお伝えしたいのです。
その中でも今回は速読について以下の人をターゲットとして
初心者でも速読をマスターできるように解説していきます。
今から読書の習慣を始めようと考えている人
速読について知りたい人
速読を身に付けたい人
さっそく始めていきます!
速読とは
そもそも、速読とは言葉の通り文字を速く読むことを言います。
もう少し詳しい説明をすると
『文章をかたまりで瞬間的に視野に入れ同時に内容を理解する(=視読)』という読み方
引用元:日本速脳速読協会
普段みなさんは本を読む際、文章を一度頭の中で声に出して読んでいるはずです。
今この記事を読んでいる時も、頭の中で音声化してますよね?
まさにこの読み方のことを「黙読」といいます。
一方で、速読は文章を頭の中で音声化せず、そのまま視覚情報として脳に伝えてしまいます。
まとめると
【黙読】
文章を見る→視覚情報として捉える→頭の中で音声化する→脳に伝える
【速読】
文章を見る→視覚情報として捉える→頭の中で音声化する→脳に伝える
つまり、速読はこの音声化という手順を吹っ飛ばすことで、より速く読むことを可能にしています。
読む速さ
うさたんと一緒に驚きましたか?
一般の人だと文庫本サイズを読み終えるのに早くても1時間、平均すると2時間はかかるはずです。
私の場合、それを10分で読み終えるので、みなさんの大体6〜10倍の速さで読んでいます。
ただ、上には上がいるので、紹介させていただきます。
まずは、こちらの動画をご覧ください。
どうだったでしょうか?
紹介が遅れましたが、こちらの方は一月万冊の清水有高さんという方で、月に1500冊〜3000冊の本を読まれている速読多読のスペシャリストです。
え?本当にこれで読んでいるの?と驚かれた方も多いはずです。
もちろん、しっかりと読んで、内容を理解できています。
動画に出ている厚さの本であれば、5分足らずで読み終えてしまいます。
ただ、速読さえ身に付ければ、清水さん程ではなくとも私みたいに文庫本程度なら10分かからずに読み終えることが可能です。
活躍する場面
文章を読む行為は日常生活から切り離せないものです。
学生から社会人に至るまで、ありとあらゆる場面で文章は登場します。
学生:国語の文章問題
大学生:レポートを書く際に読む参考文献
会社員:会議の資料
だからこそ、速読を身につければ人生の大きなアドバンテージになるのです。
私も本来ならば一週間前から読み込む必要のある資料を、一日あもれば余裕を持って読み込むことが可能です。
本当に速読は便利なので、ぜひ次から説明する速読の身に付け方について最後まで読んでいってください!
具体的実践方法
速読をどのように身に付けるのか
結論から言います。
とにかくたくさんの本読む
この一言に尽きます。
え?身も蓋もないじゃないか
って思いますよね?
ただ、「とにかくたくさんの本読む」
これが大学時代から6年間大量の本を読み続けてきた私の結論なのです。
世間では速読教室や速読本などで速読についての研究や指導が日々なされています。
私自身も、数多くの速読本を読んできたし、速読塾にも通いました。
確かにそこには、速読を身に付けるための知識や技術がありました。
ただ、どこも結局辿り着く先は「とにかくたくさんの本を読む」ことでした。
何よりも、速読教室に高いお金を払って、眼球の動かし方や時間を計測しての鍛錬を長い時間かけてやるくらいならば、好きな本をたくさん買って、読んだ方が読み手としても楽しめるはずです。
私自身、速読本や速読教室で学んだ知識や技量は決して無駄とは言いませんが、そこまで自分自身の速読に影響を及ぼしたとは考えていません。
保証します。時間はかかれど毎日本を読み続ければ自ずと速読は身に付きます。
次からは、具体的な本の選び方と読み方について説明していきます。
本の選び方
速読をする際には本の選択が重要となってきます。
もちろん好きな本を読むというのも一つの方法です。
ただ、まずは以下に述べる本の選び方を参考にしてください。
読みやすいジャンル
速読には読みやすいジャンルとそうでないジャンルがあります。
例えば、小説やライトノベル、絵本などは速読に向いていません。
これらの本はどうして感情に語りかける文章が多く、読み進める際の弊害となってしまうためです。
速読とは速く読むと同時に「速く理解する」ことでもあるので、感情論は一度排除してください。
一方で、実用書や専門書、ビジネス書などは速読に適した本です。
中でも、歴史、文学・ビジネス、経済・IT、ネット・医学、自然・金融、政治経済といったジャンルは相性が良いです。
内容を50%理解しているもの
速読家として有名な方に、メンタリズムでおなじみのDaiGoさんがいます。
DaiGoさんは一日に20冊近く本を読み、文庫本であれば5分で読み終えるくらいの速読家です。
そんな彼いわく
速読したい本を選ぶには基準を設けていて、それは本の目次を見たときにその本が速読できるかどうかわかる。とのこと、目次を見たときに50%わかっていて50%わからない内容の本がベスト。50%以上知っている内容の本は『この内容知ってる。』と興味がなくなってしまうし50%以上わならない内容だと『理解できない。』と読む気力を失ってしまうから。
と語っています。
つまり、本を選ぶ際には、まず目次を確認し、そこから内容が半分以上理解できる本のみ速読が可能ということです。
これには私も共感していて、最初から全く知識のない分野の本を速読することはかなり難しいです。
なぜなら、知らない用語が出てくるたびに止まってしまいますし、何より読む気力が失せてしまいます。
ある程度知識があれば、知らない用語も少なくなるでしょうし、用語の意味を推測して読み進めることが可能です。
まずは、目次を見てある程度内容の理解できる本を選びましょう。
本の読み方
ここからは速読をおこなう際に気を付けるべき点について説明していきます。
目的を持つ
本を読む前に、以下の3点をはっきりさせましょう。
なぜその本を読むのか
その本から何を学びたいのか
読み終えた後にどんな自分になりたいのか
例えば、日本史の本を読む場合
なぜその本を読むのか→江戸時代の開始から崩壊までの流れを把握するため
その本から何を学びたいのか→長く続いた江戸時代が崩壊した理由
読み終えた後にどんな自分になりたいのか→江戸時代の流れを説明できる
このように目的意識をはっきりとさせて読むことで、自ずと理解しようとする意識が働きます。
ゴルフの練習だって、目的意識を持ってスイング練習しますよね?意味もなくスイングしていても、なにも生まれないし、モチベーションも下がるだけです。
まずは、なぜその本を読む必要があるのかはっきりさせてください。
全部読もうとしない
はっきりいって、全部読む必要はありません。
速読とは、
本の内容を全て理解するのではなく、必要な知識を手に入れるための手段です。
そもそも、内容を全て理解するなんてこと、書いた本人にしかできません。
私たちは本を読むことで、限定的に必要な知識を手に入れることが理想的なのです。
なので、
本を読む前に、手に入れたい知識に関するキーワードを3つ程決めておきましょう。
そのキーワードさえ意識しておけば、無駄な部分は読み捨てることができますし、重要な箇所を漏らすことを防げます。
例えば、日本史の本を読む場合
・徳川慶喜・王政復古・大政奉還
といったキーワードを意識して読むことで、
江戸時代の崩壊の要因については知ることができます。
なので、再度になりますが
本を読む前に、手に入れたい知識に関するキーワードを3つ程決めておきましょう。
まとめ
ここまで速読について説明してきました。
以下まとめとなります。
速読とは
文章を頭の中で音声化せず、そのまま視覚情報として脳に伝えること
①読む速さ
②活躍する場面
人生のありとあらゆる場面
【速読マスター】具体的実践方法
とにかくたくさんの本を読む
①本の選び方
読みやすいジャンル
ビジネス、実用、文芸書など
内容を50%理解しているもの
②本の読み方
目的を持つ
なぜその本を読むのか
その本から何を学びたいのか
読み終えた後にどんな自分になりたいのか
全部読もうとしない
みなさんもぜひ、本を読んで速読を身につけましょう。
必ず人生の大きなアドバンテージになるはずです!